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kobetsu2402arf_story

アラフィフになった。 それまでは若くて精神的にも肉体的にも元気で、 何でもひとりでできて、 根無し草のように生きていても平気だった。 でもこれからの人生は、 精神的に支えてくれるパートナーのいる生活がいい。 そういう安定した基盤がないと、 自分はきっと消極的な選択をする。 力を出し切らずに抑え目に行動してしまう。 たとえ100人の女友達がいようと、 たった一人の男性パートナーの代わりにはなれない。 なぜなら、男性パートナーといれば、私は女でいられる。 しかし女友達の隣にいても、女にはなれない。 男性に女性として扱われ、愛される。 私も異性に思いっきり女として甘える。 そういう女性性を謳歌する人生が私には必要だ。 そうやって自分を満たしてこそ、 私は次に飛躍できるのだ。 今までは 「男に媚びなくても生きていける」 「自分のやりたいことを我慢してまで 結婚なんかしたくない」 「子供がいれば婚姻関係はありだけど、 もう子どもできないから結婚なんか意味ない」 と自分に言い聞かせて安心してきた。 でも、もう一人っきりの人生は飽きた。 私がさらに自分を満たし成長するために 人生を共にするパートナーが必要だ。